不親切な日本語放送

成田空港での出来事である。

 

「お客様のお呼び出しを申し上げます。中国からお越しの、王(おう)〇〇様、お伝えしたいことがございますので、〇〇ゲートにお越しください。」

 

と、ここで終わった。

 

ん?日本語だけ?と思った。中国人なら中国語、せめて英語の放送があるのかと思ったがなかった。

いくらなんでもそれだけじゃわからないだろう。日本語がある程度できて、自分の名前の日本語読みでもわかる人でなければ気づくはずもない。おそらくしばらく経って職員が大声をあげて探すだろう、日本語で。

 

空港職員の全員が中国語が堪能である必要はないが、近くのできる人に放送してもらうくらいはできたのではないかと思う。ちなみに、仙台空港でも同じような光景を目にした。

 

観光立国にしようとずいぶん前から言ってるが、まだまだ日本は外国人に優しくないなと思った。

 

P.S. 下書きが2018年のものなので、今は変わっているかもしれないが、どうなのだろう。

相対的と絶対的。

数値とか絶対的な指標で物事を見ることがある。

人間やほかの生物は相対的に考えることが多い。

しかし、絶対的なものに慣れると、人間は相対的であることを忘れがち。

1をやらせたあとに2をやらせると渋る。でも4をやらせたあとに2をやらせると快諾することがある。同じ2なのに。これが、相対的に捉える、というものである。